大岩山 明王寺 由来

 由来 


当寺院は檀家の無い小さなお寺です。信者の方たち、また地域の方々の支えで、 今日まで続いてまいりました。

行き届かない所は多々あると存じますが、今後とも皆様のお力添えご協力を宜しくお願い申し上げます。

どのような形でもお手伝いいただける方がいらっしゃいましたら、一言かけていただければ、ありがたく思います。

 (元大聖寺)その由来

平安朝時代(西暦800年頃)白山五院山光山大聖寺と称したが天文 中兵火に罹り、僧覚憲のとき前田利治公ここに入部し寺地を石堂 山麓に賜ふに及び滋光院と改称した。


弘化年間大聖寺の住民眼に悩み、毎月十数年間越中大岩山日石寺 参詣祈願せしところ、霊夢に不動明王現れたまいて、 「汝ら遠く越中まで来ずとも関谷に霊泉わき出でるゆえ、わが分身を 祀り信仰せよ、一切諸病平癒し諸願成就するであろう」と告げたまふ。 信者ら分身不動明王を祀り、信仰せしところ諸病平癒し諸病また癒えたり、 妙効顕著なる霊場として今も多くの人が参拝に訪れる。





 庚申堂

当庚申堂は今より230年前の創建にして本尊の台座に宝暦2年6月吉日諸願成就と明記され、家内安全諸願成就の尊として信仰され、庚申の日に絵馬を奉納し参詣されている。







 西国三十三番観音菩薩安置場

山上には三十三体の観音様、大日如来、弘法大師、また花山法皇北陸 巡笏の霊跡にて花山法皇像が安置されている。